WealthNaviの投資商品の内容

現在、自動的に資金を運用してもらえるということから、利用者の増加している投資にロボアドバイザーがあります。
そのロボアドバイザーの中でトップに位置しているのが、「WealthNavi(ウェルスナビ)」です。
WealthNaviは2016年に始まったばかりのサービスですが、現在では預り資産、運用者数の最も多いロボアドバイザーになっています。

WealthNaviの特徴と言えるのが、運用の投資先が「海外ETF」に特化されていることです。海外ETFとはその名の通り、海外の証券取引所で取引されている投資信託のことです。

海外ETFの内容

WealthNaviでは主に以下の7つの商品で運用されています。なお、利用者のリスク許容度に応じたポートフォリオごとに商品の割合が変わります。
1)VTI(米国株)
2)VEA(日欧株)
3)VWO(新興国株)
4)AGG(米国債券)
5)TIP(物価連動債)
6)IYR(不動産)
7)GLD(金)

1)米国株
VTIは米国の株式に投資されているETFです。アップルやマイクロソフト、アマゾンなど、日本でも有名な世界的企業が含まれています。

2)日欧株
VEAはヨーロッパやアジアなど、米国を除く先進国の株式に投資されるETFです。約4000の銘柄があります。スイスのコーヒーメーカーのネスレ、日本のトヨタ自動車、韓国最大の電機メーカーのサムスンなどが加わっています。国別では、日本の企業が約20%で一番多くなっています。

3)新興国株
VWOは新興国の株式に投資されるETFです。中国企業が上位を独占しているのが特徴であり、対象企業の約3分の1は中国企業です。企業買収で有名なアリババも入っています。

4)米国債券
AGGは米国の国債や社債など、安全性の高い債券に投資されているETFです。AGGの特徴として、以下が挙げられます。
・リスクが小さく、収益が安定しています。
・利回りは2%程度を確実に得られます。
・インフレが起きると、価格が下がります。

5)物価連動債
TIPは米国政府が発行する物価連動国債に投資されるETFです。物価連動債は物価の上昇に比例して価格が高くなるという特徴があります。通常、インフレが起きると債券の価値は下がるものですが、物価連動国債は物価の上昇に沿って価格が上がるため、価値が減りません。WealthNaviではリスク許容度が1と2の場合にTIPを採用し、AGGの弱点を補っています。

6)不動産
IYRは米国の不動産市場に投資されるETFです。REIT(不動産投資信託)を通じて、米国のオフィスビルやホテル、住宅などの不動産に投資し、賃料などによる安定した収益を得ます。物価が上昇すると不動産価格も高くなるため、インフレにも強くなっています。

7)金
金は古くから世界でその価値が認められている安全資産です。株式相場の暴落時や、国際紛争の発生時には資産の維持を図るため、金が購入されます。金融危機が起きると、金の値上り益を望めます。